運命の人に出会う方法

二度と会えないと諦めていた友達との劇的な再会

ワーキングホリデーでの出会い

私は10年ほど前にオーストラリアでワーキングホリデーをしていました。
当時は全く英語が話せなかったので最初の3ヶ月間はシドニーの語学学校に通っていました。
その中で同じクラスだった子同士でいつも休みの日はビーチなどに出かけたりお泊まり会をしたり、大変充実した海外生活を送っていました。
3ヶ月後、私はシドニーを離れ、牧場でボランティアワークをして、9ヶ月後に帰国しました。
帰国してしばらくは、オーストラリアで知り合った子たちと連絡を取っていたのですが、携帯を破損し、アドレス帳が見れなくなってからは連絡を取る事ができなくなっていました。
ほとんどの子たちは日本に帰ってきていましたが、出身地もバラバラでもう会う事はできないのかとしばらくは落ち込んでいました。

劇的な再会

そして3年後の冬、スノーボードを始めたばかりの私は会社の先輩たちに群馬にあるスキー場へ連れて行ってもらいました。
前日に雨が降ったらということで当初予定していたところではないスキー場に当日変更して向かいました。
午前中はみんなで滑っていましたが、私は初心者だったので、先輩たちに早く追いつこうと午後からは初心者コースで一人で何度も滑っていました。
あと20分で閉場ですとのアナウンスが流れ、場内にいた人たちが続々と滑り降りてきました。
私も急いでみんなとの待ち合わせ場所に行こうとしていた時、一人の女性がのろのろ滑っていたぶつかりそうになり、バランスを崩した私はその場でしゃがみこんでしまいました。
その女性は
「ごめんなさい!大丈夫ですか?」
と心配そうに声をかけてくれました。
「大丈夫です」
と答えながらも、どこかで聞いたことのある声だなと思いました。
そしてオーストラリアの語学学校で同じクラスだった子の声にそっくりだと思い、それでも偶然にしたってこんなところにいるはずもないと思いながらも
「もしかしてM
美?」
と声をかけると、彼女はゴーグルを外して私の顔を見て
「うそ!M子なの?」
と答えました。
二人ともあまりの偶然の再会に、何で?嘘?どうしてここにいるの?とパニックになってしましましたが、その後、ラウンジで待ち合わせをして、連絡先を交換し合い、後日、改めてゆっくり近況報告をし合いました。

ものすごい確率で出会った運命の人

彼女は他の中のよかった子たちともずっと連絡を取り合っていたので、そのおかげで私も当時のグループの子たちみんなと連絡がつき、その後、みんなで再会することができました。
それからはちょくちょく連絡を取り合い、一年に一度のペースでみんなで旅行したりお互いの結婚式で再会したりと、今でも本当に良い関係です。
あの日の前日、もし雨が降らなかったら、もし途中で切り上げていたら、もし私がスノボ初心者じゃなく、スイスイ出口まで行くことができていたら、何よりその子がすごく高くて特徴のある可愛らしい声じゃなければ私も名前を呼ぶこともなかったと思います。
偶然の再会ってあるんだなとしみじみ感じた出来事でした。
また、恋愛に発展するわけではないけれども、彼女がまさに私の運命の人だと痛感しています。